ビジネスゲームのコミュニティを作ろうと思い至ったきっかけの話

ビジネスを学ぶためのゲームとそのゲームを実践するためのコミュニティを開発・計画しています。ゲームをしながらワークも出来るボードゲームで、みんなでワイワイ楽しみながらビジネスを学べるコミュニティにしたいと画策中。

完成間近となってきたので、なぜこのような企画を考えたのか少し振り返ってみたいと思います。

ビジネスのゲームができるコミュニティを作ろうと思ったきっかけ

私にとって「楽しい」は生きていく上でかなり重要な言葉です。

楽しくなければ続かないし、楽しくないことにはなるべく時間を費やしたくない。

ここで言う「楽しい」とは、単なる表面的な楽しさだけではありません。このブログの至る所にも書いているし、こちらの記事にも「楽」の意味について書いていますが、もっと根本から沸き起こる「楽しさ」なんです。

そんな「楽しさ」を私に教えてくれたのが、ビジネスでした。

ビジネスはある種、単なるお金を稼ぐ手段でもあるけれど、お金を稼ぎながら、同時に得られることが他にもたくさんあるんです。

例えば、

  • 様々な視点で考える癖がつくから、が世の中の見方が増えるから勉強になる

ビジネスをしていると、物事を多角的に考えたり、様々な人の視点に立って考える場面がたくさんあります。もっといっぱい稼ぎたい!と考えてしまうので、物事を多角的に見るための思考法を取り入れることには余念がなくなります。そうすると、いつしかそういった物事の見方が癖になってしまうわけです。

ビジネスをする上で手に入れた癖。それが日常も面白く変えてくれます。言うなれば、自分が主人公の自分視点の映画の世界から飛び出して、他の登場人物の気持ちや行動の理由を知ったり、客観的に自分の行動を見つめたりするようになる感じ。一つの物事を例えば5つの角度で切り取れるとすると、通常より5倍楽しめてしまうというわけです。

  • 勉強したことをまた活かせるのがこれまた楽しい

様々な視点で世の中を切り取る思考法を身に着けられると、そこから新しい発見にも出会えます。そしてその発見や手に入れた思考法を次のビジネスに活かすこともできます。そしたらまた稼いじゃうわけですが…。

稼げる→嬉しい→学ぶ→楽しい→取り入れる→面白い→また稼げる金額上がっちゃうよ→そりゃ嬉しいでしょ

こんな感じの無限ループに入ってしまうわけです。楽しくないわけがありません。

  • ぶっ飛んだ面白い人との出会いが普通に転がっている


私が初めてビジネス関連で「なんだこれ面白そう」と思ったのは、ある映像を見た時でした。

大の大人たちが複数名で、バリ島のビジネス合宿に参加している様子を紹介したその映像。私はくぎ付けになってしまいました。

その合宿のお値段は100万円。確か1週間くらいだったと思います。大人になってから100万円払って、(別に行く必要ないのに)わざわざバリまで行って、楽しそうに自分のビジネスを時に怒られながら作っている。不思議な光景でした。

ちなみに、そのバリ島合宿の参加者さんのうちのおひとりは、数年後私のクライアントさんとして出会うことになったりします。

そんな風に楽しそうに大金を払い、勉強している人たちを見て、なんて幸せそうな生き方なんだろう、と思ったのです。

でも、ビジネスに取り組んでいる人たちは、もっともっとぶっ飛んだ人たちもいます。私が初めて呼んでいただいたセミナーの主催者の方は、副業で1億円稼ぐまで会社にばれなかった方ですし。大きな金額を稼ぐ方たちは、それなりに尋常ではないぶっ飛んだ考え方を持っているし、面白い方がたくさんいます。そしてそんな方との出会いも意外とそこら中に転がっています。とっても刺激的な出会いがたくさんある。それがビジネスをする上での醍醐味のひとつです。

そんな風に私に「楽しい」をたくさん運んできてくれたビジネス。少しでも多くの方に、ビジネスは楽しいものだと知ってほしいし、ビジネスしている人が、もっと楽しくなるような考え方を伝えられたらいいな。

ずっとそんな風に思っていましたが、ある時期から自分ではコントロールしきれない状態に陥ってしまい、楽しいを伝えられなくなってしまいました。

そこで、仕切り直しして、本当に伝えたいことをしっかり伝えられるビジネスをもう一度作ろう。そう考えたのが、今回ビジネスゲームを開発しようと思ったきっかけです。

「お金も自由もゲーム感覚で手に入る」って書いてあったし。

とはいえ、最初からゲームという形にしようと考えたのではありません。

楽しいを伝えたい。それには何か良い形はないものだろうか…。

そう考えていた矢先、ふと目の前に、1冊の本が。

これ

この本の表紙に書かれていた言葉「お金も自由もゲーム感覚で手に入る」。

うん、確かにビジネスはゲームみたいなもので、ゲーム感覚で取り組んでもお金と自由を手にできるものだ。
でも、もしもゲーム「感覚」ではなく、ゲームそのものだったとしたら…!

それは嬉し過ぎるではないか!

そう思い付き、じゃあ一層のことビジネスを学べるゲームを作ったほうがいいよね。ということで、ゲームを開発することにしたのです。

ちなみに、先ほどの本も本の表紙の言葉も、私が考えて書いたものですが…。自分で書いたことがあとから自分に活きてくるなんて、やっぱり人生もビジネスも流されていればうまくいくんだと改めて感心する私なのでした(まだうまくいくこと決定ではないのだけれど)。

ビジネスを楽しむには、やっぱり仲間!

ゲームを作ろう。数名のメンバーの間でそう決まったものの、どんなゲームにするのか、どこまで学べるのか、どんな形で実践してもらうのかなど、考えることは山積みです。

ひとつだけ早々に決まったことは、みんなが集まれる「場」を作ろう。だから参加型のボードゲームにしよう!ということ。

元々は完全にひとりでビジネスを始め、「人と会わなくていいって幸せ過ぎる~」とまで考えていた私でしたが、前述の通り面白すぎる人たちとバッタリと出会うことを繰り返していくうちに、人見知りを克服することにしました。そして当初の計画とは全く変わり、人と関わり、仲間やパートナーがいるビジネススタイルとなってしまいました。

でも本当、あの頃の私が聞いたら全力で拒絶するんでしょうけれど、仲間がいて、一緒に楽しんだり切磋琢磨するのっていいですよね~。話しているとアイデアが湧いてくることも多々あるし、いろんな考え方があるし、時には解決しがい満載の問題を運んできてくれる!(笑)

ビジネスの楽しさを伝えるには、やっぱり仲間に出会えるコミュニティにするのが一番だと思います。それに、私も今では人とのコミュニケーションは直接会って話すのが一番好きになっていますし。

最後に:ビジネスゲームのコミュニティを作ろうと思い至ったきっかけの話

そんなわけで、ビジネスを学ぶためのゲームとそのゲームを実践するためのコミュニティは早ければ2019年2月に始動予定です。
都内を中心に、海辺や自然の中でも開催出来たら素敵だなーとほくそ笑んでおります。もちろん地方での開催も出来たらいいな。

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