私は主に起業したい人、稼ぐ力が欲しい人に向けたビジネスコンサルもしているのですが、
最近ハイブリッドに稼ぐ方が増えてきました。
私が自分でネットビジネスを始めたのはもう5年ちょっと前。
その頃のネットビジネスと言えば、
「○○で稼ぐ方法」という、ノウハウ至上主義みたいなものが大半でした。
例えば、ブログを使って稼ぐならこの方法とあの方法があって、どっちにする?
メルマガを使うなら大体こんな感じ~というような。
そして徐々に、「ノウハウの横断」ということが言われるようになってきました。
今度は、ブログとメルマガを使って、こういう風にこんなものを売ろうね、とか、
ホームページにアクセスを集める方法にも、実はこっちの方法も使えるんだよ、という具合に。
そしてそのあと、今度はネットとリアルの融合ということが言われるようになりました。
ネットで稼ぐ人はネットだけ、リアル(対面)で稼ぐ人はネットは使わない。
そんな線引きをなくしても大丈夫!ということが言われるようになったのですが…。
でも、実際にこの考えは、なかなか取り入れられる人が多くなかったように思います。
そもそも、ネットビジネスがなぜ流行ったのかと言えば、
ネットだけで稼げるから、なんですよね。
実は私もそうだったのですが、ネットだけ、人と会わなくてもできるからという理由で、
ネットビジネスを選ぶ場合、多い気がします。
他にも、ネットだけなら隙間時間に出来るという魅力もあります。
でもリアルビジネスとなると、人と会うのはもちろん、
相手の時間に合わせる側面も出て来ます。
ノウハウが横断的に使えるようになったのと同じように、
リアルもひとつのビジネスの手法だと考えれば、
リアルを取り入れることで可能性はぐんと広がります。
でもそもそも、リアルを取り入れたくない人はいます。
ビジネス設計において、プロセスは選んでいいので、
使いたくなければ使わなければいいだけの話なのですが…。
ただ、最初から知らないだけ、使えないと思っているだけ、
全く別物だと信じているだけなのだったら、もったいない気もします。
というより、実際は逆の発想で、
ネットだろうがリアルだろうが、ビジネスの形としてそこにあるものを、
細かくジャンル分けして考えてしまい、一つの切り取られたノウハウこそが、
あたかもビジネスをする上での唯一の方法だ、という伝わり方をしてしまったからこそ、
出来る、出来ないが出てきてしまったのかな、とも思います。
誰でも取り組めるくらいにノウハウ化するのもメリットがあるし、
でもノウハウという細部に目が行ってしまって、
全体が見えなくなるデメリットもあるんですよね。
どちらにせよ、どちらも良い、悪いではないんですが。
追伸
最近のセミナー参加者、女性の割合が圧倒的に増えてきました。
以前は50人規模のビジネスセミナーに女性は1~2人だったのに。
一方で、女性はリアルビジネスに進む割合が多いんですが、
男性の方がハイブリッドでリアル+ネット両方取り組む方が増えているんですよね。
ちょっと面白い傾向です。
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